岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
今回も、解体工事に伴うトラブルの解説をしていきたいと思います。まずは、工事前に起こりやすいトラブルについての続きからお話させていただきます。
認可を受けていない解体業者への依頼
解体業を事業として営む場合、建設リサイクル法による解体工事業登録を受けなくてはいけません。別途、土木工事業や建設業許可を保有している場合は除きますが、一般的に、ほぼ全ての解体業者がこのいずれかの許可・登録を受けています。
しかし、中にはこの許可や認可を受けていない業者が存在するのも事実です。
許可・登録を受けずに工事を行う行為自体が違法行為であり、その場合は、「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」の罰則の対象となります。
また、不正な手段で登録を受けた場合も、この罰則の対象となります。このような業者に工事を依頼すること自体がトラブルの元になりますので、やはり業者選びは重要と言えます。こういった業者を避けるためには、ホームページや現地調査の際に免許や許可証、登録番号を確認することが重要です。
問題のない業者であれば、解体工事業者登録票などの掲示・開示は基本ですので、ひとつの目安にしてみてください。
損害賠償保険に加入していない解体業者への依頼
家屋などの解体工事は、予想しない事故が起こってしまう場合があります。こういった事態に重要になるのが損害賠償保険への加入です。
例えば、瓦礫などが隣家の塀に傷を付けたり、現場を通りかかった人にケガをさせてしまったなど、解体工事はそういった危険の可能性を大きく秘めた工事です。
もちろん、業者はこういった危険に対して万全の対策をしたうえで作業を行っていますが、それでも事故やトラブルは起こってしまう可能性があるというものです。すべての事故をカバーできる訳ではありませんが、最低限の対策として損害賠償保険の加入は必要といえます。また、自動車保険や労災保険への加入も重要ですので、気になる方は業者に確認してみましょう。
解体工事中に発生しやすいトラブル
続いては、工事中に発生しやすいトラブルとその原因を解説していきたいと思います。
騒音や振動のトラブル
工事中にどうしても避けられないのが騒音や振動です。これに関しては、前回お話したように事前の近隣への挨拶が重要なポイントとなります。
近隣の方の理解が大事な問題ですので、トラブルを避けるためには朝の早すぎる作業や夜遅くまでの作業はやめるよう業者との話し合いも大切です。
粉塵飛散のトラブル
埃や粉塵の飛散も解体工事中は避けることが難しい問題です。しかし、被害を最小限に抑える為の適切な養生シートの設置が重要です。すべてを業者任せにしてしまうのではなく、業者がいかに意識の高い対策を行っているのかを確認するのは施主の近隣住民に対しての配慮と義務です。
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