解体工事の分離発注とは?流れやメリット・デメリットも解説!④

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

解体業者の手配やライフラインの撤去、近隣へのあいさつまで済んだら、ついに着工となります。

着工前立ち合いと工事実施

作業員のイメージ

着工前の最終確認として、工事範囲についてもう一度現地調査に立ち合い解体業者と打ち合わせをします。
スプレー等で解体範囲がわかるように記しをつけておくなどの作業をします。

また、この時点で更地になった土地をどの様に仕上げれば良いのか、整地方法などの確認を住宅メーカーとしておく必要がありますので、現地立ち合いの際には住宅メーカーの担当者にもできるだけ立ち会ってもらうようにしましょう。

立ち合いまで終了したら解体工事を開始します。
万一、施主のもとに近隣からのクレームが入った場合には、取り急ぎ解体業者にクレームが入った旨を伝え、対応を促しましょう。

仕上がり確認と支払い

お金のイメージ

解体工事が完了したら仕上がりの確認をします。
近隣の建物などに傷が付いていないか、依頼した通りに整地されているかなども確認しておくと良いでしょう。
支払いをする前に住宅メーカーの担当者にも現地を確認してもらうと良いでしょう。

これらの確認が済んだら、解体工事の代金を支払います。
一般的には銀行振り込みでの支払い方法が主流ですが、現金での支払いの場合には必ず領収書を受け取るようにしましょう。

また、解体業者によっては着手金や中間金の支払いを求められる場合もあります。
工事の進捗状況から考えて不自然に早い支払いを求められる場合は、リスク軽減のためにも交渉が必要になります。

滅失登記とマニフェストの受け取り

登記簿謄本から解体工事によって取り壊した建物を抹消します。
この手続きは土地家屋調査士に依頼することも可能ですが、自分で行うことで費用を抑制することができます。

また、廃棄物を適正に処理した証となる「マニフェスト」と呼ばれるものがあり、解体工事完工から3週間後くらいには解体業者に送付されます。
今後の手続きに必要なものではありませんが、確認のためにも解体業者からコピーを貰っておくことをおすすめします。
こちらは事前に解体業者に頼んでおけば、工事完了から1か月程度で施主の手元に届きます。

分離発注の仕組みを覚えておこう!

メリットのイメージ

解体工事における分離発注のメリットとデメリット、分離発注の一連の流れについてご紹介いたしました。
建物の解体工事と再建築を行うケースでは、一括発注をするよりも分離発注の方が多くのメリットがあることがわかりました。

また分離発注と一括発注の使い分けは、工事に合わせてすることが大切なポイントです。
あまり時間に余裕のない方や、解体工事にかかる費用を住宅ローンに組み込みたい方は一括発注を検討しましょう。

費用をなるべく抑えたい方や、それぞれの工事の質を上げたいという方は分離発注を検討いただくと良いです。
分離発注の際の一連の流れをきちんと理解して、質の良い工事を行いましょう。

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