空き家の害虫駆除は解体工事を行う前に必ずやったほうがいい理由③

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVEconstructionの佐藤勝彦です。

空き家に住み着く害虫について。
本日は空き家に害虫の温床となってしまう具体的な理由を解説していきます。

害虫が空き家に発生する原因

では、なぜ空き家は害虫発生の温床となるのでしょうか。
その理由は、空き家の劣化、老朽化に隠されています。

湿気によるカビの発生

人が出入りすることや手入れされることのない空き家は、換気されていないため家の中に空気がこもってしまいます。
空気がこもってしまうと家の中の湿度が高くなるためカビが発生します。
カビが発生すると木材が腐り、シロアリが発生する原因となってしまうのです。

木材は腐敗により強度が弱まりますが、それに加えてシロアリによる食害で木材が脆くなり、ますます危険な状態へと陥ってしまいます。

通水のされていない水道管の乾燥

水道管は、長期に亘って水の流れない状態が続くと水道管内が乾燥し干上がります。
綺麗な水が流れている状態では水道管を通って虫が来ることなど有り得ませんよね?
ですが、水道管が干上がってしまうと、下水から虫上がってきてしまい、水道が害虫の侵入経路となってしまいます。

「戸や窓を締め切っているのにどうして虫が発生してしまうのだろう?」
このように思われる方も多いのではないでしょうか。
なかなか手入れが出来ないために新たな侵入経路が生まれてしまうからなのです。

清掃されておらずほこりが発生

家は人が暮らしていなくても、掃除をしなければどんどん汚れていきます。
ほこりが発生することで、ほこりを餌とする虫がそこに住み着いてしまいます。

ほこりを餌とする虫の一例ですが、ツノダニやチャタテムシがその代表です。
ツノダニは人間を噛むことがあり、チャタテムシはその死骸も含めて喘息等のアレルゲンとなりますので、人体に悪影響を与えます。

家具や建材の老朽化・腐敗

シロアリは湿気を好みますので、発生時期も湿度の高くなる梅雨時期であったり、日当たり、風当たりの悪い場所を好んで発生します。
空き家は特に換気や通風がされていない為、シロアリにとって暮らしやすい湿気の多い場所になってしまいます。

シロアリは、建物の土台や柱はもちろんのこと、壁、床、天井、畳や断熱材、果ては家具やコンクリートまでにも侵入し餌食としてしまいます。
シロアリの食害が、構造部にまで達すると建物自体を危険な状態に陥らせます。
破損や倒壊の危険性がないとは言い切れませんので注意が必要です。

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