岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
①②では1つ目のよくあるトラブル「工事業者とのトラブル」について詳しくご紹介させていただきました。
本日は2つ目のトラブル「近隣住民とのトラブル」について詳しく見ていきたいと思います。
近隣住民とのトラブル
事前の挨拶をせずに解体工事をはじめた
建物の解体工事を行う際は、解体業者が着工前に近隣住民への挨拶をし、解体工事を行う旨や、工事内容の説明や工事期間などについて事前に伝えておくのが一般的です。
また、足場を組まなければならない場合などには、解体工事の際に隣接する家の敷地内に立ち入らせていただく必要がある場合もあります。
このような時には、その土地の所有者に立ち入りの許可を頂かなければなりません。
しかし、近隣住民に着工前の挨拶や説明を行わずに解体工事を開始してしまう業者も残念ながら存在しています。
重機を使用した大掛かりな工事を軒先である日突然勝手に始められるのです。
こんなことをされれば誰だって不安に感じるのではないでしょうか。
出来るだけ、施主本人も解体業者と一緒に近隣住民への挨拶を行うことが理想的ですが、諸事情により困難な場合には、近隣住民への挨拶はいつ行う予定にしているのかなど、きちんと解体業者に確認するようにしておきましょう。
騒音、振動、粉塵
「足場や養生のずさんな設置」の項目で既に触れたことになりますが、解体業者による養生の設置が不十分ですと、近隣へ騒音や振動、粉塵などで迷惑をかけてしまうことになり、近隣住民とのトラブルの原因になります。
養生費の内訳はどのようになっているのかしっかりと確認し、丁寧な養生を行う解体業者に依頼するようにしましょう。
工事車両の路上駐車
建物の解体工事ではほとんどの場合で重機を用いての工事となります。
当然のことですが、重機が無断で路上駐車をしていれば、そこが狭い道だとすると車で通り抜けることすら難しくなってしまいます。
立地条件などの事情により、どうしても重機を路上駐車しなければならないといった場合には、
具体的な日程や、何時間程度の駐車時間になるのかなどについて解体業者に確認しておくようにしましょう。
また、事前に道路使用許可を取得しているのかについても解体業者に必ず確認しましょう。
近隣住民への着工前の挨拶の際に、重機を路上駐車する可能性がある旨や、許可は事前に取得してあることなどについてもきちんと説明しておくことも大切なポイントです。
隣家の所有物を傷つける
解体工事においての近隣住民とのトラブルの中でも、一番厄介なのが、
「粉塵の発生を防ぐために設置していた防護柵が倒れてしまい隣家の窓ガラスを割ってしまった」場合や、
「解体業者による重機の操作ミスが原因で隣家の垣根を破損してしまった」場合など、
解体工事業者が隣接する家屋に対して損害を出してしまう内容のトラブルです。
「解体工事が原因で壊れたという証拠がない」と主張し、損害を与えた事実を否認する解体業者も中にはいます。
このようなトラブルを回避するためには、損害賠償保険に加入している解体業者に工事の依頼をすることが何よりも大切です。
万が一、解体業者が損害賠償保険に加入しておらず事故が起こってしまった場合には、解体工事の依頼主である施主が、隣家に与えてしまった損害に対して弁償しなくてはならなくなってしまうこともあります。
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