解体工事に伴う粉塵発生の被害例や工事中に行う散水の重要性を解説⑦

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

養生の設置も散水と同様に重要な工程

養生シート設置の様子

家屋の解体工事の現場は、ほぼ100%足場・養生シートの設置がされています。

粉塵(粉の様に細かいゴミ)を防ぐためには、しっかりと散水作業を行うことも重要ですが、さらに必要になのがこの養生シートの設置です。

養生シートの役割について

養生シートには色々な種類があり、それぞれ活躍する場面も変わってきますが、スタンダードな養生シートの役割とは、

  • 粉塵の飛散を防ぐこと
  • 作業による騒音の抑制

の2つが大きな役割になります。

つまり、養生シートとは解体現場を周囲の建物や住民の方々などから隔てることにより、作業で発生する騒音や粉塵を解体現場の中だけに閉じ込めておくという目的で使用されます。

また、解体工事中は予期せず高所からの落下物が解体工事現場の周囲に飛散してしまう可能性があります。

例として、解体工事には瓦下ろしという作業がありますが、この作業中、高所から落下した瓦が周囲に飛散した時に、周辺に歩行者等がいるとその方に危害を加えてしまう恐れがあります。

そういった危険な事故を防止する為に、養生シートは解体工事にとっては大事なアイテムなのです。

散水と養生=工事の質!

解体現場の散水作業

ここまで説明してきた養生シートですが、設置については法律で義務付けられていません。

そのため、「義務付けられていないから、養生シートを設置しなくても大丈夫」と、経費を削減するために養生シートの設置を行わない業者も存在するのです。

たしかに現場によって(人通りが全くないような場所等)、養生シートが設置されない場合もあります。

散水についても、散水作業を行う作業員が必要になるので、こちらも経費削減の散水を行わない業者もいるのが現状です。

ですが、それらの行為は周辺の住民の方々に多大なご迷惑をかけることになりますので、業者選びの時点で、散水作業を行い、養生シートの設置もしっかり行ってくれる業者を見つけるようにして下さい。

まとめ:散水作業で粉塵は抑制できる!

解体現場では、大きな建物が崩れ落ちる際には必ずといっていいほど粉塵が発生します。

粉塵は振動や騒音と同様、解体工事におけるご近所トラブルのTOP3です。周囲とのトラブル防止のためにも必ず散水作業を行ってもらう必要があるのです。

といっても、解体業者にとって作業中の散水は常識です。ですが、ほとんどの業者が散水作業を行う一方で経費の削減のために散水作業を行わない業者も存在するのです。

相見積もりの段階で散水作業の有無をお客様自身で確認することによって、結果的にご近所トラブルを未然に防ぐことができるので、話し合いを重ね、最も信頼できる業者を選んでください。

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