解体費用の相場 費用が膨らむ理由も解説します! ⑤

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

④に引き続き、解体工事に必要な諸費用について詳しく見ていきましょう。

家にかかる金のイメージ

解体に必要な重機費用と人件費

建物の解体をするには、専用の重機を現場に運び込む必要があります。
これらの重機は、専用の回収車や大型車両に乗せて運搬しなければなりませんので、その運送にかかる費用が解体費用に追加されます。

運送にかかる費用の内訳としては、人件費やガソリン代は必須となります。
そして重機を所有していない解体業者の場合は、重機のリース料金などが含まれてきます。
見積書には「重機回送費」という項目で記載されており、3万円~5万円程度が相場とされています。

この他にも、解体工事に直接的に関わる人件費も必要です。
これは、解体工事に関わる作業員の人数だけでなく、作業員を拘束しますので工事日数も影響してきます。

解体工事が長引いてしまうと、人件費などで当初の予定よりも解体費用が膨れあがる場合もありますので覚えておきましょう。

分類別に行う廃棄物処分費

現在の建物には様々な建築材料が使われています。
建物を解体すると多くの種類の廃棄物が出ますが、これらの廃棄物は建設リサイクル法にのっとり、それぞれの種類ごとに分類をした上で破棄しなければなりません。

廃棄物処分費は、全体の解体費用の約40~50%を占めるとされており、解体費用の中で最も大きな割合を占める項目といえます。
ただし、この破棄物処分費に必要な費用を抑えようとした場合、業者によっては不法投棄をされてしまう危険性もありますのでご注意ください。

解体業者が不法投棄していないか心配な時は、「マニフェスト」を受け取るようにしましょう。
「マニフェスト」とは産業廃棄物を管理する専用伝票のことで、建設リサイクル法に従って適正に廃棄処分されたことを証明されますので安心です。

解体後の整地費用

建物の解体が終了して大きな廃棄物の処分をしても、細かくて拾いきることの難しい木の破片などが散らばっています。
それらを土の中に混ぜ込んでしまったり、新しい綺麗な土に入れ替えたりする作業のことを整地と言います。
解体作業は建物を取り壊したら終わりではなく、整地作業までの全ての作業を含めて「解体工事」と言います。

どのような整地を選択するのかで費用は異なります。
大きな土の塊程度は残っても良いとするのか、石一つ残さないまっさらな状態にするのか考えておく必要があります。

解体業者によっては、整地にかかる費用の説明がない業者もありますので、解体工事が始まる前に確認しておくと良いでしょう。

手続き費用や諸費用

建物の解体工事を行う際には、自治体への届け出や各種手続きが必要となり、それらに関する費用も加算されます。

また、工事が始まると、工事車両や作業員の車両の駐車スペースが必要となります。
「工事中は路上駐車OK!」というわけにはいきませんので、工事期間中だけ近隣の月極駐車場を借りたり、コインパーキング等に駐車する為の料金も請求されます。

都市部などの工事車両を駐車するための十分な敷地面積がない場所での解体作業は、駐車場の利用料等で費用が膨れ上がる可能性があると思っておくと安心です。

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