建設業界の外国人労働者はどんな人?技能実習生との違いを解説②

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

前回に引き続き、建設業に従事する外国人労働者の方々の説明をしていきたいと思います。

技能実習生の実習の様子

技能実習生について

前回では、外国人の方々が日本で働くための資格として、永住権・特定技能というものがあることを紹介しました。

今回は在留資格の一つである「技能実習生」というものを紹介します。

技能実習生は労働力の確保ではなく、技能・技術の習得を目的とした制度です。

技能実習生も受け入れ可能な職種が定められており、その中に解体業はありません。

そのため、型枠解体工やとび職といった職種で従事している場合が多いです。

2022年現在の「技能実習制度」について

技能実習制度の問題点として、悪質業者によって最低賃金以下の報酬で労働させられているといったことが指摘されていました。

そのため、受け入れた外国人の方に対しての違法行為が及ばないための技能実習制度が法改正されました。

その一環として「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(技能実習法)が制定されました。

これは管理団体や禁止行為などが定められており、技能実習生を保護するために制定されました。

現在は、そういった体制が整われたことで悪質な行為を行う業者も減っています。

外国人労働者を怖いと思ってしまう理由

ここまでに、外国人労働者がどういった在留資格をもって日本国内で働いているかを説明してきました。

技能実習法や入管法によって、現在では身分や技能がはっきりとわかっている外国人労働者がいることがわかりました。

しかし、外国人労働者に対して不安に感じたり怖いと思う気持ちが拭えないのは何故でしょうか。

コミュニケーションの問題

最も外国人労働者を怖いと思ってしまう理由は、言葉の問題などでコミュニケーションが取りづらいことにあります。

技能実習生は日本語の習得もしているので問題ありませんが、日本人と結婚された永住者などは、日本に来て日が浅いため日本語に不慣れな場合が多いです。

しかし、世界と比べてみても日本人の英語力もかなり低いので、それらを考慮するとこちらから歩み寄る努力が必要なように思えます。

文化の違いからくる勤務態度

また文化・人種の違いから、仕事への姿勢の違いがトラブルの発生を招いてしまう可能性もあります。

日本人だけで考えても、仕事に対する姿勢や取り組み方は人それぞれです。

しかし、外国人労働者はどうしても割合が少ないため、個性的であれば目立ってしまうのです。

私たちも、海外で働くことになればどうでしょうか?母国の風習と違う部分を、無理やり守らせられることは強いストレスに感じるはずです。

私たちが当たり前だと感じる考えや行動が、外国人労働者にとっては当たり前ではないということを知っておく必要があります。

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